【資産形成】ふるさと納税の返礼品に関する感想 ~ワンストップ特例制度による5つの地方自治体の選択(2年目2021年)~
昨年から「ふるさと納税」を始めました。今回で2年目です。ワンストップ特例制度は、ふるさと納税をした地方自治体から送ってもらった「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」に、個人番号カードや運転免許証の写しを貼り付けて返信封筒で送付するだけで、わずらわしい確定申告が不要であり、翌年6月から1年間、寄付金額に応じて住民税が控除されます。
※詳しくは、別記事の「【資産形成】ふるさと納税 ~自治体への寄付によるメッリト(返礼品と住民税の控除)~」のリンクを末尾に貼りましたので、興味のある方は、参照してください。
以下に、私が今年、寄付した「ふるさと納税」に関する5つの返礼品について、感想を交えて紹介します。
なお、ワンストップ特例制度を利用する5つの返礼品については、同じ地方自治体でなく、上限が5つの別な地方自治体に分けることができます。言い換えれば、5つ以内の地方自治体であれば、返礼品の数は、住民税の控除額以内であれば、いくつ寄付しても有効となります。
1.みかん
みかんは、昨年に続いてのランクインです。
子供たちがみかん好きなのと、武漢ウイルス免疫力の向上対策として、ビタミン豊富な訳アリみかん(少し傷あり)を貰いました。沢山貰ったので、近所や友人にお裾分けしました。
昨年も今年も、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の騒動があり、免疫力を高めるうえで、みかんでビタミンを補うことは、よかったと感じています。
みかんの産地は、有田みかん(和歌山)や愛媛みかん(愛媛)など、自身のお好みで選べるのもよいと思います。昨年は、有田みかん(和歌山)だったので今年は、熊本みかんにしてみました。産地により食べ比べしてみるのもいいですね!
また、家族構成により量が多すぎるとい方は、重量が少ないものや、高級少量みかんの返礼品を選んで寄付するなど、量も調整可能です。
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒動は、もうしばらく続きそうなので、みかんは免疫力を高めるビタミンとして、来年のふるさと納税でも候補の一角で考えています。
2.うなぎ(鰻)
魚介類好きですが、鰻は今回初めてのランクインです。
国産うなぎは、美味いですね。タレも美味い。
今回の5件の中で、最高の贅沢品です。
他の4件は、何回かに分けて食べたり、飲んだりできましたが、鰻は、量も貴重で僅かな数量なので、家族みんな揃った食事で味わうことができる贅沢食となりました。
国産「鰻の蒲焼パック」がクール便で届き、冷凍保存も可能なため、家族が揃うタイミングまで保存でき、その食材で味わう「鰻パーティー」は、自宅で味わうことが出来る、最高の贅沢な晩餐を堪能できます。
鰻の美味しい食べ方として、沸騰したお湯で3~4分温めたあと、オーブントースターでアルミホイルに載せて3~4分程度過熱して食べました。これがより一層美味しくなる工夫です。国産うなぎを、自宅でくつろぎながら味わえるのだから、「最高のひととき」です。
「国産鰻の蒲焼パック」については、両親家族や兄弟家族にも送ってやって喜ばれました。
自分の自宅分、両親家族2軒分と兄弟家族1軒分、それぞれ送付先が違う住所なので、同じ地方自治体の鰻を1軒ずつ「ふるさと納税」手続きする形となります。家族構成により、4人家族なら4本か2本、2人家族なら2本など量も調整できる地方自治体もあります。
4軒、別べつに寄付することで、1地方自治体として扱われるため、ワンストップ特例制度を適用するにあたり、他に4つの地方自治体を選べることになります。
これにより、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」の提出枚数が増えることで、個人番号カードや運転免許証のコピー貼りの数は増えますが、親戚から喜ばれるため、お安い御用でした。
3.本格焼酎
こちらも昨年に続いてのランクインです。
私は、プロフィールにも記載している通り、寝酒の本格焼酎を趣味としているため、これを返礼品として貰えるのはありがたいですね。
今回紹介する5つの返礼品の中で、唯一、家族用ではなく、私個人用の「ふるさと納税」といったところです。
芋焼酎が好きで、せっかくなので、やはり普通のスーパーでは、買えないような鹿児島の稀な「本格焼酎」を選びました。
大量生産ではないので、やはり深みがあると言うか、黒麹が利いて格別の味でした。
私は、寝酒に数杯、焼酎のロックを飲むのですが、1杯目に、この旨い返礼品の焼酎を嗜みました。
(ちなみに、2杯目からはスーパーで買った一般的な紙パックの本格焼酎です。1杯目よりも酔いで味覚が狂ってきているので、最近は経済的にこの飲み方にしています)
来年も同じ酒造の同じものを選ぶか、他の銘柄を選ぶか、違う酒造にするか迷いどころですが、本格焼酎は、来年も私の中で「ふるさと納税」の候補として「間違いなし」と言ったところです。
なお、本格焼酎は、「味比べお試しセット」や「芋以外の麦などの焼酎」の返礼品もあるので、バリエーション豊富です。
4.国産豚肉
こちらの昨年に続いてのランクインです。
今年は、昨年の4.5kgから3.7㎏へ肉の量少し減らし質にも拘って、宮崎県都城市産のものを選んでみました。
牛肉の返礼品と違い量も多く、国産で美味しい豚肉は、家族も食べる度に喜んでいました。
但し、小分けになっていますが、3.7kg程度と量が多く、到着時に冷蔵庫の冷凍室がパンパンになるため、到着前に冷凍室を空けておく必要があります。
我が家では、「豚肉のすきやき」、「豚の塩鍋」、「豚キムチ鍋」、「豚汁」、「しょうが焼き」など様々な調理に活用できて、大変、重宝しています。
産地や量も選べるため、こだわりや家族構成などもクリアできる返礼品だと思います。
来年、「豚肉」は、候補ですが、産地を変えて食べ比べもしてみたいと考えています。
5.魚介類10品セット
上手い魚介類好きの候補としては、人気がある返礼品です。今回初のランクイン商品です。
品物は、クール便で届きます。
10品の内訳は、「高級辛子明太子」、「いくらの醤油付け」、「とろける極上ねぎとろ」、「お刺身用ほたて貝柱」、「カット生ずわい蟹」、「お刺身用甘エビ」、「焼き鯖寿司」、「肉厚しまほっけ一夜干し」、「とろさば一夜干し」、「とろろ昆布」です。
特に美味いと感じたのは、「いくらの醤油付け」、「厚肉しまほっけの一夜干し」は、美味しかったですね。
イマイチだったのは、「カット生ずわい蟹」で、刺身で食べましたが、味のインパクトが薄いため、次の日、蟹鍋にしたら、その方が美味しかったです。
「お刺身用甘エビ」は、量が多めで、殻とりは大変でしたが、酢飯にエビ刺し丼にして食べたら美味しかったです。殻をとったときのエビの頭をとっておき、味噌汁で出汁をとったエビ汁も美味しかったです。
このように10品もあれば、好みにより、これとこれは、美味かったなという当たりが見つかるため、当たり外れが左右されずらいのもいいですね!
ちょっと高額な寄付ですが、色々な魚介類を、ちょっとずつ堪能したい方には、お勧めです。
6.まとめ(ふるさと納税の意義や制度、始めてみての全体的な感想)
武漢ウイルス禍(コロナ禍)の中で、外出が厳しい中、自宅で贅沢を味わうことで、地方に「ふるさと納税」という形で還元することができるのだから、ウイルス禍の前に、よい仕組みを作っていてよかったな!と感じています。
この「ふるさと納税」の仕組みで、日本全体の経済を支える意義は、大きいと感じています。
今回の返礼品の紹介分は、個人的な嗜好が大きく反映されたものになっていますが、他にも返礼品は多数ありますので、自分に合ったものを選んで試してみるのも面白いと思います。
ワンストップ特例制度の手続きは、思いの他、簡単でした。
私が行ったことは、「個人番号カード」と「運転免許証」をスキャナでパソコンに撮って、一枚の用紙に複数張ったものを印刷して、ハサミで切って貼り付けるだけの簡単なものでした。
地方自治体から送ってもらう、返信封筒には「切手」が不要なため、「切手代」もかかりませんでした。
ワンストップ特例制度があまりにも簡単な手続きであり、ほとんどの自治体からは、「受付完了通知」が送られてきましたので、これで翌年の住民税の控除は、間違いなしの確認がとれます。
このように簡単な手続きで、贅沢な返礼品を貰えて、翌年の住民税が控除される「ふるさと納税」は、今年も実施して寄付する予定です。
(※全返礼品のうち住民税控除額を引いた実費は2,000円かかりますが、寄付する全自治体分で実質2,000円は安くてお得すぎるという感じです)
「ふるさと納税」を活用して、地方に税金を還流することは、日本全体の国体を守るうえで、重要な仕組みであると、私は、感じています。
皆さんも、この返礼品の紹介記事をキッカケに、まだ寄付したことのない方は、今年から「ふるさと納税」を試してみて地方自治体に寄付してみては、いかがでしょうか。
以下の関連記事で、「ふるさと納税」の意義やメリット、及びワンストップ特例制度などの手続きの概要を紹介しておりますので、興味のある方は、ご覧いただき参考にしてみて下さい。
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