【環境問題】地球温暖化の俯瞰的な視点 ~脱炭素・CO2削減は本当に必要なのか、嘘を見抜く力~
環境問題として、地球温暖化防止のためにと温室効果ガス(CO2ほか)の削減が求められています。
しかし、人類の長い歴史の中で、地球を見たときに現在の気候はどうなのかという視点が全くないまま、NHKは温暖化を煽り、政府は脱炭素・CO2削減の方策をとっています。
SDGsという偽善的な言葉が世の中に普及しました。横文字が普及するのは、欧米人からの浸透工作を受けた日本人が訳も分からず有難がって信仰した結果であり、この状況が当たり前になってきた現代人の成れの果てといえます。
今回は、人類の歴史からみた地球温度の変化と現状の温暖化の煽り状況について解説し、脱炭素・CO2削減は本当に必要なのか、その本意を述べさせて頂きます。
1.人類の歴史からみた地球温度の変化
グラフ1.人類の歴史からみた北大西洋の海水面温度
上記のグラフは、世界気象協会が出している世界的な温度変化の状況が示されているデータです。(学問的に正しいとされるデータです)
なお平均海水面温度は、平均気温に連動しているため、このデータを示しました。
平均海水面温度と平均気温が連動していることは、のちに日本の気象庁のデータで示します。
グラフの①~⑤までの時代と気温の変化について以下に解説します。
①縄文・弥生時代
三内丸山遺跡(青森県)に代表される日本が今よりもかなり暖かかった時代です。(今より4℃程度暖かい)
②紀元400年ぐらい
かなり寒い時代でゲルマン民族の大移動があり、現在のイタリアまで南下してきたため、ローマ帝国が分裂して衰退していきます。(今よりも2℃程度寒い)
③中世温暖期
世界的にはバイキングがノルエー海峡が融けたことで活動した時代であり、このころにグリーンランドやアイスランドが発見されました。また、アルプスの山の方まで雪が融けた時代であり、このころの山小屋は、まだ発見されておらず雪の中に埋もれています。
日本では平安時代にあたり、神殿造りの廊下が外にあった時代です。(今よりも2℃程度あたたかい)
④小氷河期
イギリスのテムズ川が凍った時代です。
日本は江戸時代で、大飢饉が頻発した時代であり、NHK連続ドラマで流行った「おしん」の頃です。(今よりも2℃程度寒い)
⑤1900年~現在
現在は、江戸時代の小氷河期からの気温の回復期です。
それにも関わらず、1900年以降を切り取って気象庁がグラフを出しています。
この気温回復過程の切り取り部分のグラフ解説を次の項目で述べますので、最初の上記グラフの青字⑤の部分を頭に入れておいて下さい。
2.温暖化の煽りと脱炭素・CO2問題のウソ
グラフ2.温暖化煽り切り取り気象庁データ(海水面温度と気温は連動している)
(1)海水面温度と気温の連動
このグラフは、1900年以降の日本における平均海水面温度(上段のグラフ)と平均気温(下段のグラフ)の推移変化を示しています。
つまり海水面温度が高くなると気温が連動して変化するという理屈です。
気温が高くなるから海水温度が高くなり魚がとれなくなるという人が居ますが、水の熱容量は空気の熱容量の1000倍高いため、水が空気を温められますが、空気で水を温めるにはかなり無理があります。
これは風呂場でお風呂を沸かせば、風呂場も温まりますが、風呂場にストーブを持ち込んで気温を上げてもお風呂の水は沸きません。
よって温暖化により海水面水位が水温上昇による膨張により高くなるという理屈もウソなのです。
要するに、海水温度の上昇は、地球のマグマ活動熱からの影響を受けるもので、CO2による気温上昇に伴う海水温度や海水面水位の上昇は、科学的にも、データからの現実的にも成り立たないのです。
(2)温暖化煽り切り取りグラフ
現在は、小氷河期からの回復時期であるため温暖化しているというのは事実ですが、問題は、平安時代の中世温暖期を突き抜けるほどに気温が上がるのかということです。
気温上昇のピークは、三内丸山遺跡の時代から中世温暖期とピークが下がってきている(ロングスパーンで寒冷化している)ので、注目すべきは、温暖化のピークがどこで下がるかということです。
このまま温暖化が進み中世温暖期(平安時代)まで気温が上がるには、今からあと250年も掛かります。
よって、250年も掛かるなら様子を見ればよいだけの話なのに、NHKは、北極周りの氷が融ける(中央部で氷が出来るため周りが融けるのは自然の仕組み)映像を流し「ホッキョクグマが可哀そう」との一方的な情報操作誘導を目的とした誤報を垂れ流しています。
250年経って平安時代のように今よりも2℃程度上がれば、冬は暖房エネルギーを減らせて、もっと住みやすい省エネ日本になるはずなのに・・・。
(3)日本の進むべき道
縄文・弥生時代のように4℃程度あがるとすれば、更に250年も掛かり、今から500年先の話です。
よって500年先の心配事をCO2による温暖化と煽っている人は、学者なら研究費が付きやすく、原発や再エネを進めたい人の利権に沿った政治問題であり、環境問題ではないのです。
これらを踏まえて、電気料金高騰により円安なのに工場の国内回帰が進まない日本経済にとって、発電単価が安価で安定電源である石炭火力へ、もう一度、舵を切るべき時期に来ています。
(4)CO2は地球から人類への賜物
日本で発生するCO2は、偏西風により太平洋まで運ばれて太平洋の海に溶けて吸収されプランクトンが増えることにより、魚が取れやすくなります。
46億年前の地球誕生時に98%あったCO2は、現在0.04%と減ってきました。
CO2は、植物の光合成による食料の源であるため、減らし続ければ人類が滅びます。
現在の化石燃料があるのもCO2の賜物であり、地球で減り続けたCO2を増やすことができるのは、人間だけなのです。
欧米人が自分たちの利益のために他国に押付けるCO2削減要請の威圧をはねのけ、NHKや政治屋の脱炭素のうそを見破り、人間の体を作っている炭素の重要性を現実的かつ科学的に理解し、CO2を活かす行動をとるのが人類や地球を救う「本当に地球のために出来ること」といえます。
以上
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