【資格受験対策】試験日1~2ヶ月前からの勉強方法 ~模擬試験とポイント整理~
私は、これまで複数のエンジニア資格を受験し合格してきました。
1回の受験で合格できるようにするために、難関資格は1年ぐらい前から学習計画を立てて勉強し受験してきました。
学習計画作りのポイントについては、過去記事の「【資格受験対策】学習計画スケジュールの立て方 ~8つのポイントを紹介~」で紹介しており、末尾にリンクを貼りましたので、興味のある方は、参考にしてみて下さい。
1年間の学習計画を立てて勉強に取り組んだ資格や数か月で取り組んだ資格、いずれにおいても重要なのは、試験日の1~2ヶ月前の時期を受験勉強をどう乗り切るかが最も重要です。
この時期の頑張りが、合否を左右すると言っても過言ではありません。
1年前に勉強したことは忘れても、1~2ヶ月前に勉強したことは、記憶に残っている可能性が高いからです。
では、この重要な1~2ヶ月前からの期間の勉強は、何をすべきでしょうか?
私の経験上で、試験前のこの期間で実施すべき2点を以下に紹介します。
1.模擬試験の実施
土日などの休日を利用して、模擬試験を実施します。
模擬試験は、過去問で結構です。
模擬試験を実施するにあたり試験開始時刻は、試験日のスケジュールに沿い朝の9時半開始なら9時半からスタートし、途中で休憩時間や昼休みを挟み、夕方16時までかかるなら、その時間まで実施します。
それで模試の当日は、もうクタクタになると思います。
余裕がある方は、夜の時間を利用して、採点や間違えた問題の勉強をしても構いませんが、私にはそのような気力が残っていないため、翌日1日かけて答え合わせと、正否や計算問題の復習に費やします。
よって、土日が休みの人は、土曜日に模試、日曜日に答え合わせと模試の復習をするのがお勧めです。
土日や連続で休みでない方で、例えば水曜日と土曜日が休みの方であれば、水曜日に模試をして、土曜日に答え合わせと復習をするようにしましょう。
答え合わせの間を1週間以上も空けるのは、あまりよくありません。
それは、自分がどう考えて答えを導きだしたのか忘れてしまい、弱点を補うことができなくなるからです。
2ヶ月前からの土日を利用して毎週、過去門の模擬試験を実施できれば、8週間で8年間分ぐらいできます。
5年間の過去問しか持っていない場合には、至近年分の2回目をチャレンジすることで、更に力が付き、試験当日のアウトプット力が増すことでしょう。
2.ポイントの整理
学習計画を立てて勉強してきたことの総仕上げとして、体系的に学習ポイントを頭の中で整理する必要があります。
この時期の総仕上げのために、私の場合には例えば、テキストのポイントをノートにまとめていたものを読み返したり、ノートにまとめていなくてもテキストの重要箇所にアンダーラインを引いたり、過去問で引用された箇所にアンダーラインを引いたりして、重要な箇所を後で絞れるように、予め考えながら勉強していました。
1年前にアンダーラインを引いたところは、ほぼ覚えていませんので、重要箇所のアンダーラインを活用するのは、何より試験の直前に読み返すことで頭に叩き込んで、初めて効果を発揮します。
ノートにまとめるかどうかは、記述試験なのか、択一試験なのかにもよります。
私の場合、記述試験の場合には、ノートにまとめ、択一試験の場合には、テキストのアンダーラインで整理していました。
このポイント整理の読み返しは、隙間時間で可能ですので、平日の仕事の日に早起きし勉強していました。いわゆる「朝勉」です。
3.まとめ
試験日の1~2ヶ月前は、試験の合否を左右する重要な期間となります。
この期間をどう乗り越えるかが、資格試験の合格を勝ち取ることができるかの境目となります。
土日(休日)を利用した模試により試験日のアプトプット力を高め、平日(仕事日)の朝勉によるポイント整理で体系的な知識を身に付けて、自信をもって試験日の朝を迎えましょう。
関連記事:【資格受験対策】学習計画スケジュールの立て方 ~8つのポイントを紹介~
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