【資格取得】4大メリット ~スキル、法的、人材価値、メンタル(精神面)の4つの効果~
私は、電験や技術士、労働安全コンサルタントなどの技術系資格を20歳代から40歳代に掛けて取得してきました。
これまで努力して取得してきた意義やメリットを改めて考えてみて、4つの効果を紹介します。
1.スキルアップ効果
科学的、技術的な知識を学習することで、技術屋としての「センス」を磨いて来ました。
例えば、電気や機械の知識を学習することで、誘導電圧に対する感電防止対策や機械材料の強度に対する安全率の考え方など、安全に対する基礎力や応用力が養われたと感じています。
また、各資格の法規を勉強することにより、技術的な品質の担保がとれる技術基準や施工方法を知ることで、手戻りのない品質確保に努めてきました。
まさに、資格勉強は、後の仕事や趣味、人生に活かして「なんぼ」です。
そういった意味でも、目指す資格の最初の選定が、最も大事だと考えます。
突然、ある資格を目指そうとしたときは、いきなり全テキストと問題集を買ったり、資格講座に応募するのではなく、「ホームページ」や「その資格の概要本」、及び「厚さが薄めの問題集」などで情報収集し、本当に自分に必要な資格なのか、資格勉強は続けられそうなのか、をチェックし、本気でチャレンジすべき資格なのかを見極めるのが重要です。
決意が中途半端な状態でチャレンジしても、資格勉強は継続が必要なため、長続きしません。自分が納得したうえで、チャレンジすることで、資格勉強のモチベーションが維持されます。
2.法的効果
国家資格の分類で、「業務独占」、「設置義務(必置)」、「名称独占」があります。
「業務独占資格」であれば、その資格を持っていなければ、その仕事をしてはいけない資格で、まさに法的な効果の強い資格です。
(例、電気工事士、消防設備士、クレーン運転士、無線通信士、医師、看護師、弁護士など)
「設置義務(必置)資格」であれば、特定の事業を行う際に、法律で設置することが義務づけられている資格です。
(例、衛生管理者、電気主任技術者、エネルギー管理士、危険物取扱者、施工管理技士、宅地建物取引主任者、旅行業務取扱管理者など)
「名称独占資格」であれば、資格を持っている人だけが、その名称を名乗ることができる資格です。まぎらわしい名称を用いることも禁止されています。資格が無くても仕事はできますが、肩書があった方が信頼は得られやすいといえます。
(例、技術士、労働安全コンサルタント、調理師、保育士、保健師、作業療法士など)
また、国家資格は、各省の大臣、知事などが証明してくれていますので、免状等で、法的な効果が担保されます。
3.人材価値の効果
ある業界に転職する場合や、ある業界で事業を立ち上げる際に、その業界に関する資格を持っていれば、人材価値を高めるうえで有利に働きます。
例えば、転職をする際に、履歴書の資格の保有欄に、その業種の最高ランクの資格や関連資格が多数記載している人と、そうでない人とでは、採用するうえで、どちらを選ぶでしょうか?
私は、資格保有の「有無」よりも、その業界のプロとして、資格取得にチャレンジし、努力できた人としての高評価を、人事担当が下すものと考えています。
また、「○○技術士事務所」や「○○労働安全コンサルタント事務所」を開業する際にも、資格の「看板」は、信頼を得られやすいという面で、有利に働きます。
「資格取得」により、自らの人材価値を高めておくことが、「人生100年時代」に向けた、勤労年齢を引き上げるうえで、「健康」や「お金」とともに重要なキーワードであると考えています。
4.メンタル効果(精神的な効果)
資格試験に合格するためには、「学習計画スケジュール」の作成と、一定期間「学習の継続」が必要です。
ときには、耐えながら勉強し、合格するのですから、自己を制御する「セルフコントロール力(自己管理能力)」と「学習継続の習慣力」が身に付きますので、これが「自信」に繋がります。
「セルフコントロール力(自己管理能力)」は、仕事上でも活かすことが出来ますし、なにより上司や同僚もこの姿勢を評価しています。
資格取得による「自信」は、仮に会社が潰れたり、今の職場で首になったとしても、「保有資格」と「セルフコントロール力(自己管理能力)」でなんとかなるだろうと考えることができ、「一つの会社に拘らず」に、精神衛生上で、常に「自信」を持って、こころ穏やかに生活できます。
私は、資格取得の効果としては、この精神的な効果(メンタル面の効果)が最も大きいのではと考えています。
厳選記事リンク1: 【100記事投稿記念】筆者が選ぶ厳選21記事
厳選記事リンク2: 【150記事投稿記念】筆者が選ぶ厳選15記事
以上
<転職支援サービスの紹介>
電気・機械・建築・土木・IT系技術職の転職を総合的に支援する。登録してみて自分の市場価値を把握し、転職のプロのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。↓
JACリクルートメントは管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。↓
日総工産は全国に拠点を持つ、人材サービス企業です。
勤務地・収入など、ご希望に合った工場系のお仕事をご紹介し、安心して働いていただける環境づくりをしています。↓
JACの取引実績3,000社を超える外資系企業から依頼されている求人情報のほか、求職者の転職意欲に合わせた活動方法も紹介しています。↓
未経験OK、20代の理系に特化した就職、転職サービス!!UZUZ。理系(機械・電気電子・情報)出身の転職希望者に学歴を活かした就職先をご紹介。専攻学部・学科出身者の求人を数多く取り揃えています。↓
<通信講座の紹介>
かつて私が受講し合格できた「挑戦!電験二種受験合格講座」を初め、電験3種、電工1・2種、消防設備士、危険物取扱者、1・2級土木施工管理技士など豊富なエンジニア系の通信講座を扱っています。「挑戦!電験二種受験合格講座」のテキストは、東電の方をメインとして各部門のエキスパートの方が、それぞれの専門分野を章毎に執筆しています。また、質問券に対して丁寧な回答を頂きました。貴重で密度の濃い通信講座です。↓
【ヒューマンの通信講座*『たのまな』】 全国にスクールがある『ヒューマンアカデミー』の通信講座。講座は130以上!
スタディング技術士講座(短期間で技術士に合格!) 1.論文対策・口頭対策をマンツーマン指導 2.経験豊富な講師による二次対策オンライン講座 3.添削機能で直接講師の指導が受けられる お試し無料講座あり ↓興味のある方は、下記をクリックして下さい↓
以下は、第1種および第2種 電気工事士試験専門の通信講座です。重要なポイントさえ押さえることができれば、短期で対策ができます。電気工事士のエキスパート、早川先生のライブ講義で効率的に短期合格を目指しましょう。↓
【第1種電気工事士 短期合格特別講座】 【第2種電気工事士 短期合格特別講座】
以下は、施工管理技士の国家試験専門の通信講座で、「電気工事」「管工事」「土木」「建築」「造園」「舗装」「建設機械」に関する「1級」や「2級」、及び「学科/実地」や「実地のみ」とバリエーションが豊富な独学サポートの通信講座です。↓
1級電気工事施工管理技士[独学サポート・実地論文の作成指導あり、※1級電気以外の申込み方は、スマホではなく、パソコンからクリックしてください]
以下は、電気工事士、電験3種、管工事・土木施工管理技士、危険物取扱者、衛生管理者など多数のエンジニア資格を扱う通信講座です。↓
コメント