【技術士二次口頭試験対策】総合技術監理部門では試験制度に見直し無し ~総監は、どういった視点でQ&A集を作成すべきか?~

技術士二次口頭試験

 

【技術士二次口頭試験対策】総合技術監理部門では試験制度に見直し無し ~総監は、どういった視点でQ&A集を作成すべきか?~

 

前回は、「【技術士二次筆記試験「一段落した後の」対策】 二次口頭試験に向けた準備」で筆記試験合格発表までの約3ヶ月間で口頭試験に向けた準備項目とスケジュール立ての重要性を述べました。その中で、一般部門については、試験制度見直しの新旧改定表により、試問事項が見直されている点を掲載しました。

それでは、総合技術監理部門はどうか結論から言うと、試験制度の見直しは特にありません。以下に、日本技術士会のホームページに掲載している「2019年度技術士試験判定基準(平成31年1月11日 文部科学省)」より口頭試験について抜粋し掲載しました。これによると、総合技術監理部門(必須科目)の口頭試験は、2018年度までと同じ以下の項目が試問事項となります。

上記の表では、
①総監の視点に立った体系的専門知識
②総監の視点に立った経歴及び応用能力
となっていますが、③「技術者倫理」や④「継続研鑽」についても総監の視点と絡めて、又は、単に問われる場合がありますので、準備しておいた方が無難です。

ここでQ&A集の作成等の準備にあたり、一般部門との違いで、重要な点は、総監の視点に立って受け答える必要があるということです。

具体的な質問を挙げれば、
Q1.総合技術監理部門の受験の動機と、取得後どのように活かしてしていけるか説明してください。
Q2.これまでの経歴を総合技術監理部門の5つの管理を交えた視点で説明してください。
Q3.これまで経験した失敗事例と解決策について、総監の視点で説明してください。

などがあり、これは、実際に私が口頭試験を受けた時の質問内容で、以上の大雑把な質問を皮切りに、次から次へと総監マインド(5つの管理、公益確保の志し、リスク管理の実践、トレードオフの解決など)が備わっているのかの質問を浴びせられ、派生的にチッェクされます。

以上により、総合技術監理部門のQ&A集を作成する場合には、総監の視点に立っての受け答えの重要性を肝に銘じて、Q&A集の作成等の準備にあたる必要があります。

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以上

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