先日、技術士二次筆記試験の合格発表がありました。
筆記試験に不合格だった方は、「今回の残念な結果を次回に活かしてほしい」と思います。
1.技術士二次筆記試験の合格発表後の行動計画(筆記不合格者編:残念だった方へ)
私も試験で不合格となった経験がありますので、落ち込む気持ちは、分ります。
2019年度からの筆記試験では、択一試験が無くなり全問記述式となり、足切り不合格が事前に分らなかった分、日本技術士会ホームページの筆記試験合格発表時に、期待していた番号が無かったときのショックは、相当大きかったと思います。
・落ち込んで、このブログも見たくないと思う方も居らっしゃると思います。
・一方、「なにくそ!俺は必ず技術士になるんだ!」という方もいらっしゃると思います。
2.落ち込んで、もうしばらく何もしたくない方へ(やる気が出ない方へ)
受験意欲や気力が沸かない場合には、勉強を休んでよいと思います。
「自分は駄目な奴だ!」と自分で自分を追い込むのだけは、やめてほしいと思います。
追い込みすぎると自分自身が「くだらない奴!バカ!」と植えつけてしまうからです。 落ち込み過ぎると、仕事もやる気が出ずに、家庭もうまくいかなくなったりします。
再チャレンジしたいと思ったときに、勉強を再開すれば良いと思います。
技術士は、名称独占資格である以上、「技術士になりたい!というマインド」があって初めて、受験勉強や筆記試験、口頭試験に臨むものだと思います。
自分の趣味に興じてみて、鋭気を養うのも一つの手法だと思います。
(私の場合は、源泉かけ流し温泉でのリフレッシュ、ジョギング・筋トレ、本格焼酎など)
再チャレンジしたくなる時期は、1ヶ月後、3か月後、1年後、3年後、・・・、人によりそれぞれだと思いますが、ちょっと休む方が、自分を追い込んで勉強を続けるよりも、自分の人生を豊かに出来ます。
3.今回は駄目でも来年は技術士になるという反発心がある方へ
11月から年間の学習計画スケジュールを立てて、勉強を再開することをお勧めします。
※末尾に、学習計画スケジュールの関連参考記事リンクを貼りましたので、参考にしてみて下さい。
学習計画スケジュールの作成や勉強を始めていくと、上手く回り出すことで、徐々にやる気が出てくるというパターンがあります。
やらなければならない学習項目の抽出や論文作成で調べものをしたりすることで、どんどんうまく回り出し、やる気がスパイラルアップしていくイメージです。
今年度、ダメだった方は、来年度から初めて受験する方よりも、バックボーンがあるため、学習計画を練り直し、勉強をコツコツ継続することをお勧めします。間が空くと忘れてしまうからで、忘れたことは、また勉強し直す必要があるからです。
4.今年度の筆記試験問題の答案論文完成版を作成
勉強を再開するにあたり、最初に取り組むべき項目として、今年度の筆記試験問題の答案論文完成版を作ることをお勧めします。
今回の筆記試験の再現論文を作っている方は、それを修正するか最初から構成し直し、作っていない方は、最初から作ることで、今年度の筆記試験問題の答案論文を完成レベル(合格基準は60%以上ですが、80%以上の仕上がり)まで仕上げることをお勧めします。
これにより、ここまで仕上げれば、合格できるというイメージが出来上がり、今後の学習の意欲やレベル向上に繋がるからです。
知り合いに既技術士がおられる方や技術士講師に指導を受けている方で、再現論文を作っている人や、答案論文の完成版が出来た人は、既技術士に添削してもらい評価して見直すことをお勧めします。
これは、自分で作成したものが、独りよがりになり過ぎて、第3者に技術士にふさわしい内容だと伝わらないケースがあるからです。
論文を合格レベルまで仕上げるには、今までのやり方を変えて添削指導を受けて、合格レベルの論文を頭と体に植え付けることが合格の近道だとの認識が必要です。
5.関連参考記事リンク
関連参考記事リンク:【資格受験対策】学習計画スケジュールの立て方 ~8つのポイントを紹介~
<ツイート>学習計画スケジュールの立て方のポイントを8つ挙げて、1つずつ解説しました。私がこれまでに実践し、複数の資格試験に合格してきたスケジュール作成方法です。 https://www.licenseengineer.com/archives/677
筆記対策まとめ記事: 【技術士二次筆記試験対策】総集編 ~受験者の皆さんへエールを送る~
厳選記事リンク: 【100記事投稿記念】筆者が選ぶ厳選21記事
以上
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